ナチュラルでいこう

こどもと猫とわたし。ナチュラル&シンプルな日々。

義務教育終了  

そら、去る3/18 快晴のなか、無事に卒業式を終えました。
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インフルエンザにかかって出席が危ぶまれた卒業式でしたが、前日の診察にて治癒診断をもらって無事に出席することができました。
2月下旬ころより学校内で流行し始めたインフルエンザですが、卒業遠足のバスが原因で爆発的に広がってしまったようです。
そらはギリギリ卒業式に参加することができましたが、実に5人くらいの同級生はインフルエンザのために欠席となってしまいました。

この卒業式、そらにはなにがなんでも参加したい理由がありました。
それは、卒業式のなかでの合唱と斉唱の指揮者に任命されていたからです。
ブログにはあまり書いたことはないのですが、実はそら、歌が大好きで音楽の授業は小学生のころから一生懸命取り組んできていました。
中学に入って、みんな思春期になり大きな声で歌うことを恥ずかしがるようになっても、そらは積極的に声を出して盛り上げ役を買って出ていました。
1年生のときには文化祭で、英語劇のなかで独唱する2名のうちのひとりに推薦されて大役をやり遂げました。
2年生のときに、合唱コンクールで指揮者として歌をまとめたいと校内オーディションを受けたのですが、吹奏楽部の男子が多く立候補していたこともあり、経験のないそらは落選。
3年生の合唱コンクールも同じように落選しています。
合唱コンクールは校内発表だけではなく、区すべての中学校合同の音楽祭でも発表がある一大イベントなので、未経験のそらが選ばれないのは仕方ないことだと思います。
それなのに挑戦をやめなかったそらに、音楽の先生はチャンスをくれました。
「卒業式、仰げば尊しと蛍の光で指揮をやってみないか」
そう言われたと、意気揚々と話してくれたのを昨日のことのように覚えています。
仰げば尊しは8分の6拍子で、指揮をふるのはちょっと難しいです。
家でも暇があれば練習し、放課後には音楽の先生と伴奏の女の子と一緒に練習してきました。
なので、卒業式に出られないかもしれないとわかったときに、そらは真っ先に『指揮ができない』ということのほうがショックだったようです。
出られたとしても、直前の1週間欠席してしまったのに、はたして本番だけ指揮をやらせてもらえるのかという不安もありました。

私もドキドキしながら迎えた卒業式当日。
「仰げば尊し、斉唱。指揮、3年○組××(そら)、伴奏、3年○組××」と司会のアナウンスがあった瞬間、もうすでに感動で胸が熱くなりました。
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そら、念願の指揮をとることができました。
やりたいと思ったことは自信や経験がなくても挑戦する、失敗したら再挑戦する。
そらが示してくれるそういう姿勢に、私も見習うことがたくさんあります。
檀上で指揮をふっているそらと、それに合わせて歌う歌声に涙があふれました。
これは帰宅後に聞いた話ですが、吹奏楽部の部長であるそらの友人(よくカラオケに一緒に行く仲間)が、そらが欠席の間ずっと指揮をやってくれていたそうです。
本番も彼に任せるのだろうと思ったようですが、登校時に音楽の先生の呼ばれて「ほら、事前練習するよ!」と言われ、向かった体育館で友人の彼に「やっと来たか~! 頼んだぞ!」とバトンタッチされたと。
すばらしい先生と友人のおかげで、この舞台はありました。
きっと、そらにとって一生忘れない卒業式になったと思います。

中学生にもなると親子で写真を撮るようなタイミングもなく、私との写真はありません。
でも、入学時には私よりも小さかったそらが、卒業時には私よりも背が高くなりました。
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この写真は、そらが撮ってくれと言って撮ったもの。
そらの隣にいるのは教育実習生としてそらの中学にきていた大学院生で、この春、大学院卒業と同時に中学校教師になることが決まっているそう。
この実習生先生との出会いがきっかけで、そらは教師になりたいという夢を持つようになったようです。
受験の際の三者面談のときにも将来の夢を聞かれて、「英語の先生になりたい」と答えていました。
教師になるにはどういう進路を辿ればいいのか、どういう勉強が必要なのかを調べて高校や大学を調べたりもしていました。
卒業式のこの写真を撮る直前にも、実習生先生に「先生、俺も先生になれるように頑張るよ」と宣言していて、「英語のだろ? 英語はホントよく勉強してたもんな。ガンバレよ!」と応援の言葉をもらっていました。(先生の教科は英語ではないです。笑)

中学校最後の制作物で、高校生活の抱負を書いた手づくり絵馬にも、そらの夢の実現へ向けた一歩が記されていました。
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中学卒業の段階で、目指す大学が決まっているとはビックリ!
でも私にはまだ教えてくれません。
高校受験のときもそうだったので、自分で考えて悩んで答えを出すまでは言いたくないのでしょう。
私はこれまで通りそらの成長を見守り、そっと応援することにします。

ただ、義務教育を終えたそらに話しておきたいことがありました。
高校生以降は、自立に向けて生活力をつけるということと、自分の行動に責任を持って行かなければいけないということです。
何でも親がやってくれてあたりまえは終了! と宣言しました。

うちはひとり親家庭ですから、私のもしものことがあったときには、そらはひとりになってしまいます。
実際は私の両親も健在ですし天涯孤独というわけではありませんが、私が怪我や病気で入院といったようなことはこの先あるかもしれません。
そういった時に、『洗濯物が溜まったら洗濯できる』とか、『インスタントラーメンが作って食べられる。食器の場所も把握している』といったささいな日常のことや、『決まった時間に起きて学校に行く』や、『学校に必要な支払などがあれば期限までにお金をおろして支払いを済ませる』といった学校生活に必要なことなど、そんなのできて当たり前ということが、今のそらにはできないことがたくさんあります。
そんな生活力をこれからはつけていってほしいと思っています。

来月からはお小遣い制度もやめることにしました。
今までは決まった額を毎月お小遣いとして渡し、それ以外も「お小遣い足りなくなったから本買って」などにもこたえてきました。
でも、そういうのも終わりだよと宣言。
もらった分を翌月までにすっかり使ってまたもらう、時には早く使いすぎて「お金なくなったからちょうだい」でもらえることは当たり前ではないというのを知ってもらいたいのです。
お金は湧いてくるものでもなければ、使えばなくなってしまうというのをしっかり理解してほしい。
とはいえ、そらが入学する高校は進学校なので授業は予習ありき。中学のように「はい、今日は何ページから」なんていうのはありません。自宅で予習してきたことを前提とした授業なので、バイトをしてしまうと授業についていくことが厳しいです。
学生の本業である勉強がおろそかになっては元も子もありません。

じゃあ、どうしたらいいのか?

いろいろ考えてみましたが、そらに高校3年間のお金の管理をさせることにしました。

私はずっとひとりでそらを育ててきて、これまでに経済的などん底も精神的などん底も経験してきましたから、人生いつ何が起こるかわからないって思っています。
波の大小はあれど、いいことも悪いことも次々やってきます。
なので、悪い時はいい時がくるのをひたすら待ち、いい時は悪い時に備えてしっかり蓄えるに限るというのを体得しました。

そんなわけで、そらの高校3年分の教育費はすでに用意してあります。
(都立高校に行ってくれること前提としての金額ですが^^;)
ちょうど昨年に転職して年収が激減したので、この貯えがなかったら都立高校でさえ大変な思いをすることになっていたと思います。

制服代、教科書代、授業料、積立金、通学定期代、部活費用etc…
ざっと試算してみて、多く見積もって3年間で130万くらいでした。
というわけで、そらの口座に130万円を移し、通帳とキャッシュカードを渡しました。
都立高校は引き落とし口座に生徒本人の口座を指定できるので、そらの口座を指定して。

それと、授業料は年額118,800円ですが就学支援金制度を利用すれば実質無料なので、この部分をこれまでの‘お小遣い’の費用に充ててもらおうと思っています。
でも、これは自分で必要な金額を調べ、計算して余る金額などをはじき出さないと出てこない数字です。
そらには3年間の必要な学校資金130万円を管理してねと渡しただけ。

定期代も夏休みなどは買わないとか、お小遣いだって毎月1万は使わない等々、工夫すれば10万円以上は裕に余るはずです。
「足りなくならないように貯めてきたお金だから、足りないから追加というのは絶対に認めない。卒業までにお金が尽きるようなことがあったら高校をやめることになるよ。余ったお金が大学入試代だからね。(←これは本当は嘘だけど保険のために言いました)」と話したら、納得していました。

なんでもやってあげるのは簡単だし、お金だってその都度渡したほうが確実で安心だけど、そらを信用しているので、お金をどんどん下ろして好き勝手に使うこということはないと信じて託しました。
最初の1年間だけは、いつ何の支払いでいくら使ったのかをお互い確認し合うことにしましたが、2年生以降は任せる予定です。
(ネットバンキングのID&PWの管理は私が保管しているので、様子はいつでも見られますが…)

まだ高校生の子供にお金のことを心配させるのはよくないという意見もあるだろうし、非常識すぎるという人もいると思います。
実際、私もこれが正しい方法かは今はわかりません。
だからやってみます。
そらが失敗を恐れずに、自信や経験がなくても挑戦しているように、私も自信はないけれどチャレンジ。

そらは驚いていましたが、すぐに納得・同意して、さっそく代引きで届く制服代を引き出して自宅に準備したり、入学説明会で購入する教科書代を準備し始めました。

先日も高校に書類提出に行った際も、体育着購入があってその費用は持参していたものの、うっかり白衣代を下ろしていくのを忘れたそう。代引きで発送できると言われたようなのですが、その手数料+送料と、自宅にキャッシュカードを取りに戻ってお金をおろして再度高校に行く費用を比較して安く上がるほうを選択していました。
「2回行ったから、電車代分無駄にしちゃった。これから気を付けよう」って言ってたし。
自分のお金って思うことで学用品も大切にするだろうし、お金の大切さや期限を確認したり守ることの重要さを学んでいってほしいと思います。

昨日は、実家に帰ってみんなでお祝いの食事会☆
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弟家族も来てくれました。
みんなが応援してくれた受験。みんなが祝ってくれた合格&卒業。
そら、照れながらも嬉しそうでした。

***

いろいろなことがあった義務教育9年間も終わりました。
これからは自分の夢に向かって、自分の足で一歩一歩進んでいってほしいと思います。

中学校卒業、心からおめでとう。

category: こども

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コメント

☆☆ご卒業おめでとうございます☆☆

無事卒業式出席できてほんとに良かったね。好きなことに粘り強く進むそらくんらしい指揮者へのエピソード、私まで嬉しくて胸いっぱいになりました♪♪ 進路への夢もあってそらくん自身も期待に溢れた次の一歩なんだろうね!素敵です!そらくんなら好きなこと、迷いなく頑張っていきそう!!
歌好き…昔会った時、そらくんが歌いながら太鼓の達人叩いてた姿思い出したよ笑
お金の管理、どうしたらいいか難しいことだけど私も自分で管理させるの良いことだと思うよ。自立の第一歩になるよね。

アミーゴは、部活やめてバイト始めた時点で、お小遣いをやめて、日々の昼食、外食代(お弁当なら作ってあげるけど)、洋服代などは全部バイト代でやりくりするようにしました。夏の留学費用も稼いでもらってる。アミーゴは大好きなk-popのライブで知り合った友達やバイト先、いろんな環境の人との出会いもあり、影響されたり、楽しく過ごしてる子を見て羨ましくなったり(あなたは進学校ですよー大丈夫ですかー(^^;;ってこともあり、まだまだ心配事は尽きないけど、これはあかんやろってのを見て自分を律したり、バイト先で生き生きと働く先輩方に可愛がってもらったり、いろんな経験しながら、親子共々成長中です。
バイト始めて、お金の管理はすごくシビアに自分で管理するようになりました。ガッチリ節約する出来るところは節約してる!(ライブ代を貯めたいんね)
我が家の話が長くなっちゃったけど(^^;;

そらくんの高校生活、ぐっとまたいろんな経験が出来る3年間になることでしょうね♪すごく楽しみだね!!!!

URL | Risa #mRRL2Eoo
2016/03/21 11:47 | edit

Risaさんへ☆

お祝いの言葉ありがとうございます!!
Risaさんファミリーと会ったのはもう何年前だったかな。
9年前くらい?
そのときも太鼓の達人をやっていたのね!
今も太鼓の達人が大好きでアプリみたいのでもやっているよ~(^^;

そらは私の知らないところで突き進んでいくから、教えてもらったときにビックリしちゃうことが多々あるのよ。
バスケ部のときもそうだったし、この指揮者もそう。

アミーゴちゃん、留学費用だけじゃなくて日々のお小遣いも自分のバイト代で賄っているなんて立派すぎる!!
ライブ代とか貯めたいよね、グッズも買いたいし!
わかるわ~!!(私もそういう高校時代だった)
バイトは土日だけとかやっているの?
私も土日だけとかならできるんじゃないかって思ったんだけど、うちの家族含めまわりが大反対で…。
勉強についていけないって。
特に、高校が進学校だった弟は「高校は勉強地獄の3年間と思え」とか言ってます…。
私自身が進学校じゃなかったし高校生活を謳歌して過ごした人だから、感覚がよくわからないの(^^;
でも、そらは歌(ボイトレ)を習ってみたいってずっと言ってて、その費用をバイトで捻出したいと思っているみたい。
うまく両立できると一番いいけど、今はまだ様子がわからないので入学後に考えるそうです。
やっぱり正しい金銭感覚とか節約とか貯金とか、そういうのをこれからは覚えて行ってほしい!

URL | MIO #-
2016/03/21 14:21 | edit

バイトは週3夕方からと、日曜日の昼間に行ってます。ちょっと働きすぎ(^^;; ライブやDVDなど結構出費かさむからついつい増やしちゃってるわ。テスト前はちゃんと休めるところも多いから進学校でもバイトしてる子も結構いるみたい。ただ割と進学校のとこにギリギリの成績で入学したので勉強ついていくの大変みたいで、バイト以外の時間は宿題や予習に追われてる、けどずっと勉強もしてられないからバイトはいい気分転換にもなってるみたいです。そらくんも部活をどうするか入学するまでまだわからないだろうしね。週1日だけでいいバイトもあるしね、また考えてみてもいいかもね!ボイトレ習う発想いい〜好きなことに磨きがかかって。アミーゴも自主的な韓国語の勉強が1番楽しいんだって♪

URL | Risa #4YqEZyZM
2016/03/22 00:05 | edit

卒業おめでとうございます

卒業、そして義務教育終了おめでとうございます。
今まで、更にこれからも目の前にあるものを大事にしてチャレンジし続けていかれるのだろうな、と感じました。本当におめでとうございます。

お金の管理の件、なるほど!と考えさせられました。私自身お金含め持ち物の管理が苦手で、大人になって悪戦苦闘しているので…。子どもにはどう伝え、自分でやることの大切さを伝えたらいいかな?と思っていたため、大変参考になりました。自分で生きていく力をつけるのも親として手助けできることですね。

ああ、素敵だなあとしみじみしながらコメントさせて頂きました。また伺わせて頂きます。

URL | みみ #-
2016/03/23 11:29 | edit

Risaさんへ☆

アミーゴちゃん、ずいぶんバイト頑張っているんだね!
留学費用をためることを考えると、そのくらいやる必要があるかもしれないね。
私も旅行の費用をためるためにバイトしてたな~。
そらはどうなるかわからないけど、部活にも入りたいみたいだから、まずは高校生活に慣れてからだね。
ボイトレはお試しレッスンに行ってみて、発声練習法とか習ってみてよさそうだったら短期でもいいから通いたいって。
高校の芸術選択も音楽をとったよ!
第二外国語はフランス語にしていました。(←仏語はいちばん選ばないかと思ったけど…)
やりたいことが色々あるのはいいことだよね☆
こどもが生き生きとしていると、私もまだまだがんばらなくっちゃって気持ちになります^^

URL | MIO #-
2016/03/26 23:53 | edit

みみさんへ☆

お祝いのお言葉、ありがとうございます!!
中学校は3年間なので、あっという間に終わってしまいました。
きっと高校生活も一瞬のように過ぎ去っていくのかもしれません。

私自身が、中学卒業式の日に両親から「今日から何をしてもいいけど、自分の行動には自分で責任をとるように」と言われました。
その言葉通り、バイトをして稼いだお金で長期休暇になればひとり旅へ出ていましたが、危ないとかダメだとか言われたことはありませんでした。
そんななかで色々考えることも多かったので、そらにも同じように自分で考えられる人になってほしいなと思っています。
うまくいくかわかりませんが^^;
順次、経過を記録していきますので、またのぞきにきてください♪

URL | MIO #-
2016/03/26 23:59 | edit

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